看護師国家試験に合格しなければ、いくら講義や実習をがんばって単位がとれても、看護師になることはできません。
国家試験に落ちる人の割合は約10%と言われています。
看護学校ではそれぞれ合格率を発表していますが、そもそも単位をとれていなかったり、模試で合格点数に達しない人は、人数に入れられていなかったりします。
その中でも看護師国家試験の合格率は90%と高い傾向にありますが、それはみなさんの努力の賜物です。
学生時代30人のクラスで落ちた人は2人いました
看護師国家試験にすでに落ちてしまった人は、理由を分析し、改善点を見つけることが、次回の試験に向けての準備のために必要です。
今回は看護師国家試験に落ちないための対策として、落ちる人の特徴をお伝えします!
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看護師国家試験に落ちる人の特徴
無謀な学習計画や準備不足
教科書を1ページから開いて勉強を始めてしまうと、膨大な範囲が勉強できず、時間切れになってしまいます。
そんな無理な学習計画を立てたり、問題をただ解くだけで、理解を深めなかったり、学習の準備不足があげられます。
合格率が高いとはいえ、余裕だと高をくくっていると、痛い目をみることになります。
過度の緊張や不安
試験が近くなると緊張しすぎて集中力が欠けたり、適切な対策ができなかったりすることがあります。
試験への不安や自信の欠如も合格を妨げる要因となり得ます。
試験当日は、誰もが緊張し、十分な力を発揮できない可能性があります。
自分が一生懸命勉強していつも合格ラインにいる、当日に忘れものがないなど、一つでも不安の要素を取り除いておくことが重要です。
適切な模擬試験や問題演習の実施不足
模擬試験や問題演習は、試験形式や出題傾向を把握し、自身の弱点や癖を見つけるために重要です。
必修問題や状況設定問題など、ある程度問題を解いて傾向を知らないと、試験の難易度に対応する能力の不足となります。
全体的に学習を深めることはもちろんですが、自分の苦手な分野や出題傾向を重点的に学習することで、点数アップにつながります。
また、国家試験ではいくら合格点に達していても、必修問題でつまづくと合格できません。
まずは必修問題も完璧にしておくことも大切です。
体調管理不足
体調が優れないと、本来の力を発揮できない可能性があります。
また試験の当日、コロナウイルスに罹患すると受験できません。
いくら合格が見込めていても、すべて水の泡になってしまいます。
試験は感染症が流行しやすい時期でもあるため、十分な注意が必要です。
日頃から身体が弱い人や、持病がある人は早めに対策をしましょう。
私は喘息が悪化したので、学校を休んで通院しました。
試験前にはしっかり睡眠をとることも大切です。
理解不足や応用力の不足
国家試験は看護師としての知識、技術、判断力を問われるため、試験問題の理解不足や学んだ知識の応用力がないと、落ちてしまう原因となることもあります。
受ける年によって難易度は違いますが、不適切問題や目当たらしい問題が出ると、焦ってしまいますよね。
模試などで合格ラインぎりぎりの人のはとくに注意が必要です。
できれば日頃から点数に余裕があると、合格点が変動しても安心です。
看護師国家試験対策として、おすすめの参考書は以下の記事をご覧ください。
体調管理に気を付けて、国家試験の傾向と対策を知り、あきらめず努力すれば合格は目指せます。
最後まで時間を無駄せず、目標達成に向けてがんばってください。